「包蔵水力」の電力活用
2月5日、中日新聞の岐阜県版に、平野彰秀さんの名前を見つけました。
石徹白に移住して農業用水を利用した水力発電をされているのは、以前から聞いて知っていました。
それが、最大出力125キロワットを誇り、年間の発電量は一般家庭の130世帯ほどを賄い、更に北陸電力へ年間2400万円売電していると書かれていたので驚きました。
凄いな、地域に根付き、地域のために働いていらっしゃる。何だか嬉しくなります。
平野さんとは、「地域情報誌ウィンズ」で出会いました。
当時台東区のスタッフをしていらしたhoobooさんが、当時まだ学生であった平野さんにウィンズスタッフ東京オフ会の時に引き合わせてくださいました。
その後、縁あって当社のクラフトホールで、平野さんは、仲間たちとワークショップを開催し、私は、若い彼らの情熱に圧倒された思い出があります。
そういったご縁のあった方が、変わらず活躍して成果を出していることを知り嬉しいです。
そればかりか、その活動は、今の環境を考える上でも本当に感動的で石徹白地区が羨ましいです。
郡上八幡には、以前水力発電所があったそうです。
八幡大橋付近で吉田川から引かれた島谷用水は、昔、「電気の川」と呼ばれていました。
あの水はそのまま旧中部電力のあった場所で電気を起こしていたのだそうです。そんな話を30年ほど前に聞きました。
そしてその残骸は、おそらくあるのではなかろうかと思います。
自然が生み出す電力。その復活って、できないんでしょうか。
できたら素敵な事!それで市街地の電気を賄って売電出来たら「水のまち郡上八幡」のキャチコピーそのもの!!
誰か叶えてくれないかなぁ。
新聞を見てそんなことを思ってしまいました。
M子