2016年、青森県と新潟県で鳥インフルエンザ感染による家畜被害が出ました。
養鶏場すべてのニワトリが殺処分となり、鳥インフルエンザ発生は養鶏業を営む方にとって致命的ともいえることです。
そのため養鶏業者の方は、養鶏場の出入口に消毒装置を設置して、出入りする搬入車両に消毒を義務づけていますが、なかには素早く通り過ぎたり、正しい位置で停車できずに消毒をうける車両もあり、それでは鳥インフルエンザに対する予防対策にはなりません。
そこで出入りする車両が消毒を終えるまで、消毒装置で車両を留めておくために、消毒装置の前にゲートを設置することをご提案いたします。
下の図のシステムは、車両の消毒を終えるとゲートが開くという標準的な運用です。
(運用方法はお客さまのご希望に合わせることができます)
① ゲートは常時閉の状態
② 消毒槽の車両入庫センサにより消毒開始
③ 一定時間後、消毒終了
④ 消毒終了後、ゲート開
⑤ 車両通過後、ゲート閉
ゲート開閉に関する信号については、別途ご相談となります。
消毒装置とゲートを連動させた動画はこちらからご覧いただけます。
(文責 システム営業・長尾)