カーゲートシステムの安全対策
以前ご紹介いたしましたように、カーゲート本体には直下検知センサーやトルクセンサーなど様々な安全対策が施されています。
当社では機器以外に、システムにおきましてもご利用者の安全を第一にシステム構築をしております。
※テロ対策機器・システムを除く
システムの安全対策例
ゲートシステムでは大抵の場合、安全対策のために車両検知センサーとしてループコイルを使用します。
ループコイルは、ゲートバーを開けたり閉めたりするために使用しますが、ループコイル検知中はゲートバーを閉めないといった安全対策の意味もあります。
同様に大型トラックやトレーラーが通行する場合に使用する、大型車両検知センサーも車両通行中にゲートバーが誤って下りることを妨げる機能があります。
各機器の設置位置
カーゲートやループコイル、その他センサーなどの設置位置には安全対策を語るうえで大きな意味を持ちます。
たとえば、ゲートバーの直下から離れた位置にゲートバーを閉めるためのループコイルを配置してしまいますと、ゲートバーが車両にぶつかってしまう恐れがあります。
現場状況によって、ループコイルをここまで移動できないか等々ご相談いただくことがありますが、上記安全面での理由につき不可とご回答する場合もあります。
ゲートシステムにおける各機器の配置はそれぞれ意味があり、当社ではさまざまなトラブルを考慮して機器を配置するようにしています。
当社より提出した平面図や提案書についてどうしてこのような配置になるのか、疑問に思うことがあればお答えいたしますので、お気軽にご連絡ください。
(文責:営業部 武藤)