ヒューマンエラー対策の3つのポイント

安全対策

そもそもミスやエラーというものはなくなるでしょうか。
ミスを発生する確率が1000分の3、
さらにそのミスに気づかず、流出してしまう見落としのミスが1000分の3あり、
これを掛け合わせた100万分の9がヒューマンエラーの限界だそうです。
ということは人の行為ではミスをゼロにすることは不可能なのです。

しかしミスが起こるとまずは
「誰のせいでこうなった」と犯人捜しをしたり、ミスした人を叱責するなど
「個人の資質の問題であると考える」といったように
ミスに的を絞り「人のせい」にする傾向があります。

それこそがミスが一向に減らない原因です。
ミスをした人に「次からは気を付ける」などと始末書を書かせたところで効果は限りなく薄いと思われます。

もちろん改善のための原因調査は必要です。
しかしそれは人の欠点探しではなく、あくまで組織として改善するために行うことが大切なのです。

ヒューマンエラーを防ぐ具体的な方法としては以下のようなポイントが考えられます。

①ミスを防ぐ環境(システム)づくり

物理的・システム的にミスができない仕組みを作り上げることでミスを防ぎます。
例えば、手を挟む危険性のあるプレス機などでは両手でスイッチを操作しないと動作しない仕組みが採用されます。
両手がスイッチ上にあれば、手を挟む事故は起きません。

②危険に対する教育
実際にミスを起こした人だけが反省・改善してもその他の従業員が同じミスを起こす可能性があります。
①の対策と並行して、全従業員に危険に対する教育を施し、意識を高める必要があります。
工場などの現場ではKYT(危険予知トレーニング)等が行われ、ミスを防いでいます。

③コミュニケーションを取る
上司・部下、先輩・後輩、同僚など、円滑なコミュニケーションがミスを防ぐことに必要です。
「少し不安なことがあるけど、あの先輩は怖いから聞きづらい・・・」
「確認して欲しいことがあるけど、あの上司はいつも忙しそうで声をかけづらい・・・」
など、ほんの少しのコミュニケーション漏れでミスが発生してしまいます。
普段から気軽に声を掛け合える職場環境がミスを防ぎます。

ちょっとした意識の違いで見える改善点はあります。
ミスは起こるということを改めて前提において、
ヒューマンエラーが起こりにくい環境や仕組みを作り、少しづつ減らしていくことが重要です。
(文責:営業部 )

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