駐車場などで車両を検知するものとしてループコイルが用いられます。
今回はそのループコイルをどのように設置するのかご紹介します。
ループコイルは車両を検知する目的で設置するため、車両が通過する地中に埋設します。
こちらはアスファルト舗装を行う前の路盤が整正された写真です。
新設する舗装にはこの状態からループコイル設置を行います。
設置する位置にマーキングを行い、ループコイルをセットする部分だけ5cm~10cm程度土砂を掘り起こし、ループコイルを配置します。
ループコイルを配置したら土砂を埋戻し、再び路盤を整正します。
ループコイルの設置が完了しました。
あとは舗装業者さんが仕上げの舗装をして完成となります。
このように新設の舗装の場合は、ループコイルが埋設されていて見えないため舗装の見栄えに影響なく仕上がります。
このほか既存の舗装に対してもループコイルを設置する方法があります。
駐車場工事の際は、一度ご相談いただければと思います。
(文責:製造部 太田)
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