「設置位置・設置方法にはルールがある」
弊社へは日々、さまざまなゲートシステムのお問い合わせが来ます。
そのゲートの設置箇所は多種多様で、商業施設や工場、工事現場など等、記載できないほどさまざまな箇所への設置を検討しています。
お客さまのお話を伺い、ゲートシステムのおおまかな仕様も決まりますと、さまざまな要素を検討しゲート機器がちゃんと収まり、誤動作のないような設置レイアウトを検討しなければなりません。
ゲートシステムは、単純に標準的なレイアウトを設置予定箇所に当てはめただけで収まる、というわけにはいきません。
現場状況によっていろいろな障害があり、標準通りに収まらないケースがほとんどです。
ルールに準拠しない機器設置による弊害
「ゲートバーを小さく切ればいい」、「一つの制御盤に収めてしまえばいい」、「少し位置をずらして設置すればいい」、など等お客さまにご指摘いただくことがあります。
しかし、機器によって設置位置をずらせないモノや設置方法に制約のある機器があり、思うようにはいきません。
ルールを無視した設置によって、以下のような様々な障害が発生することがあります。
・センサーが適切なタイミングで機能しない
・センサー自体が機能しない
・機器が周辺の木や建屋に干渉する
・一つの機器に部品を詰め込んだためメンテナンスがしづらい
ゲートシステムを構築するにおいて、誤った設置位置や設置方法を行えば、一度工事をしたものの、システムが適切に動作せず再度工事を行うといったことにもなりかねません。
費用を抑えるために誤った方法を取ったとすれば、再工事で目的に反して必要以上の費用が掛かってしまうかもしれません。
設置位置を決める場合には、一度弊社担当者まで現場状況をお伝えいただきたいと思います。
特に設置箇所の写真がありますと弊社担当者も判断しやすくなります。
※写真だけでは判断できない部分もあります。弊社担当者からご質問させていただきます。
具体的な設置位置の決め方などについては改めて本ブログでご紹介させていただきます。
(文責:営業部 武藤)
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