磁気カードからICカードへ変化
従業員証、学生証、電車の定期券、許可証など最近は磁気カードからICカードへと、カードの形態が変化して来ています。
そうした流れのなかで、駐車場や施設のゲートシステム、工場のセキュリティゲートなどで、ICカードを利用したシステムを導入されるお客様が多くいらっしゃいます。
ICカードのメリット、デメリット
磁気カードとICカードの違いは下記のような違いがあります。
【認証方法の違い】
・磁気カード → 磁気ストライプの磁気情報を磁気ヘッドに接触させ読み取る。
・ICカード → ICチップの情報をカードリーダから発する電波で読み取る。
磁気カードにおいては、磁気ヘッドに接触させて読み取ることで、読み取り部分が消耗し、定期的に掃除や交換をする必要があります。
ICカードにおいては、カードリーダから発する電波で読み取るので接触部分がなく、基本的に掃除や交換の必要がありません。(基本的な使用条件においての場合です)
そのため、磁気カード方式よりICカード方式のほうが導入後のメンテナンスが少なくすみます。
金額においては、磁気カードの発行枚数に比べICカードのほうがまだまだ少なく、磁気カードに比べICカードが若干高価になります。
しかし、最近では各カードメーカー様の努力で安価になってきました。
ICカードで管理するカーゲートシステム
弊社では、ICカードをカードリーダの読取部に近づけるだけでデータを読み取り、照合後にゲートを通過できる、ICカードゲートシステムを販売しています。
このシステムは、工場従業員やマンション住民、施設職員など、関係者の入退出管理をし、部外車両の侵入を防ぎます。
弊社のICカードを利用したシステムは、下記2種類のタイプのICカードに対応したシステムを取り揃えております。
【I-CODE】 世界標準であるISO15693規格に準拠した非接触ICカードです。
【Mifare】 非接触ICカード規格でTypeAと呼ばれる近接型通信(10cm以下)の非接触ICカードです。
他にも各社カードリーダの組込も可能です。
ICカードを利用したカーゲートシステムをご検討のお客さまは、ぜひお気軽にお問合せください。
(文責:営業部 武藤)