ループコイル検知を利用した運用方法

技術情報

【参考】動作方法について

以前、カーゲートがループコイルとどのように連動して動作するのかを説明しましたが、その中で閉用ループコイルはON-OFFとなるとゲートバーを閉める、という標準的な動作があります。
たとえば閉用ループコイルがONとなるとゲートバーが閉まるというロジックを仮定して、カーゲートの動きがどうなるかといったことを見ていきたいと思います。

 

以前ご紹介したループコイル2面とカーゲート1台で一方通行となるレイアウトをもとにしますと右図のような結果となります。

結果としては、開用ループコイル+閉用ループコイル検知状態から、開用のループコイルが未検知になり閉用ループコイルのみ検知状態となった時点でゲートバーが閉まってくることになり、ゆっくりと通過していると車両上部にゲートバーが下りてくることになります。

説明しておりませんでしたが、ループコイルは2面以上ある場合に、前後するループコイルの間に車両が入り込まないようにレイアウトされています。
右図でいえば、開用ループコイルがOFFする前に必ず閉用ループコイルがONするようにレイアウトされています。

 

(左)車両進入前 (右)車両通過中 :やってはいけない運用

ループコイル間に車両が入ってしまうと、ゲートシステムとしては、通過中の車両がどこにいるか分からなくなるため、システムによってゲートバーが開き離しになったり、勝手に下りてきたりします。
そのため通過中は必ずどれかのループコイルが車両を検知するようなレイアウトになっています。

ループコイルはONで動かすかON⇒OFFとなった場合に動かすかといったところの組み合わせによりループコイルを使用したシステムが構成されます。

ループコイルとその他の運用

たとえば車路にループコイルを2面並べたとき(上図におけるカーゲートを除いた状態)、ループコイルによって進行方向を検知することも可能です。

手前側のループコイルが車両検知し、奥側のループコイルも車両検知すれば、車両は手前側から奥側へ移動したと判断できます。

進行方向検知を利用して、敷地内に何台車両が入っているかということを管理することもできます
駐車場では満車管理
などで利用できます。

その他にもループコイルを組み合わせることで様々な運用をすることができます。
もしこのような方法で使えそう、運用したいということがあればご相談いただければと思います。

(文責:営業部 武藤)

「カーゲートの基本動作としくみ」を見る>>
「ループコイルと車両検知・ゲート開閉の関係」を見る>>

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